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Posted by おてもやん at

2009年09月04日

交通公共機関を使うわけ

我が家では車を一台所有しています。
代々、義父からのお下がり車
今時の子育て世代向けな車と違って車高や天井の低いセダンなので
ベビーシートに乗せる時頭を打ちつけてしまう雷のが玉にキズだけれども
あるだけでありがたく使わせていただいていますお願い

しかしその車は夫が日中仕事に使うことが多いので、私はバスで通勤。
娘を保育園で降ろしてまた同じ路線のバスに乗り込む、
帰りはその逆を毎日繰り返しています。
会社から保育園まで車なら10分の距離が、バスだと待ち時間が20分+乗っている時間が10分。
保育園から家までは車なら10分、バスだと待ち時間10分+乗っている時間10分+歩き10分。
合計すると、40分も長くかかっちゃう!
しかもその間、夕方で疲れもあり数時間ぶりに会ったもんでおっぱい連呼、
ウナギのように反り返ってゴネるわー娘をなだめすかしつつ、
自分の荷物+保育園の荷物+抱っこ(もしくはスローモーな歩みにお付き合い)して前に進むのは、
大した距離じゃないのに果てしなく家が遠く感じられ、途方にくれます。


毎日、
「ちょっと無理したらもう一台車持てるんじゃないの?
こんなに疲れるくらいなら車でその便利買った方がいいんじゃないの?」
と考えます。
そして毎日、やっぱりバス通勤を選んでいます。


理由はいろいろあるけど、一番大きいのは色んな人との交流があること。

バス停までの墓地の入口には小学生の女の子が二人、毎日座っておしゃべりしています。
私も帰宅部だった中学生の時毎日友達と公園の入口に陣取っていたのを懐かしく思い出します。
昨日は娘がその前でぴたりと動きを止め見入っている様子。
どうやら食べているアイスクリームに釘付けになってしまったようですアイスクリーム
二人の世界なのかな?と思ったけれど、挨拶したら気持ちよく返してくれました。

バス停でもバスの中でも、周りに座った方たちが小さい子どもがいるとなると
目を留めてにこにこしながら見守ってくださいます。
娘は飽きてどんなにご機嫌ナナメになっても
知らない人と目が合うと笑ったり手を振ったりして遊び始めるので
私としては大助かりブー
今は歩くようになって使わなくなりましたが
ベビーカーを担いでバスに乗り込んでいた頃は
ほぼ毎回どなたかが見かねて手を差し伸べてくださっていました。
本当に、毎日一日で何人の知らない人とお話していることでしょう。

娘もバスに慣れたもので、乗る時には整理券を自分で取り、
降りる時には自分で運転手さんに「はい!」と言いながら渡さないと気がすみませんえーっと…
大抵オタオタして時間がかかりますが、「ゆっくりどうぞ」なんて声を掛けていただくことが多いです。
おかげで、運転手さんには必ず「お世話になりました」とか「ありがとうございました」と言う癖が付きました。
でも、考えてみたらあの巨体を事故せずに目的地まで運転してくれるだけでありがたいことですよねバス

公共交通機関を使っていて、まだまだスロープ付きや低床バスが少ないとか、
時刻に遅れてくるとか、本数が少ないとか、A地点からB地点へ直接行く路線がないとか、
電停から歩道までの間に歩道橋しかないとか(ベビーカーでどうやって渡れと?!)
いっぱい言いたいことはあるんですが、
それもこれも、使ってみて、バス会社に伝えたりしていかないと変わっていかないんじゃないかと思うのです。
ベビーカーで乗り込もうととっても困っている母子の姿をたくさん見せれば伝わるものもあるのかなと思うし。
助けようかどうしようか、としている方が目の端で見えたら、勇気と声を出して
「すみません、手伝っていただけますか?」
と言うことにしています。
私だったら、言ってもらえた方が手が出しやすいから。
手助けしようかどうか迷って、タイミング合わなくてせずじまいだった時ってすっごくモヤ~ってするし!
たくさん周りに迷惑をかけてお世話になって
「ありがとうございます、おかげさまで助かりました」
と言っている母の姿を、覚えている訳はないけどたくさん娘に見せて
社会ってお互いに助け合うものなんだな、ということを体で沁み込ませたい。


とはいえ、「あーもー誰か迎えに来てくれないかな?!」と思う日がほとんどです。笑
夕方お近くをお通りの際はぜひご一報ください携帯電話
  


Posted by みみもと at 23:39Comments(3)日記