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Posted by おてもやん at

2009年12月27日

愛とは

クリスマスの夜、テレビにオノ・ヨーコが出ているのを連れ合いと見ていました。
私の憧れの女性。実は誕生日が同じなんですハートうふふ。


初めてHappyChristmasのPVを見て号泣。
知ってたつもりで知らないことも沢山あった。
お金持ちの子どもだったとは知ってたけど、あそこまでとは~。
「幸運に思って、できるかぎりのことはしたいと思っています。」
という控えめな言葉が謙虚に響いた。




衝撃だったのが、「愛とは?」の問いへの答え。
「そんな抽象的なこと、急に答えられないでしょ」と思った私が浅はか。


「愛とは、生きる原動力です。」


と、即答で言い切っていた彼女。
打ち合わせていたかもしれないけれど、
「愛とは?」
「生きるとは?」
というような、本質的な問いをずっと考えてきたからこその答えだと思った。
大げさすぎもせず、すとんと胸に落ちる言葉だった。



中居くんが、
「今この瞬間も、戦争が起こっていて・・・」
と、ありがちな言葉でまとめようとした時も、


「ウキウキすることも大事です。」


隣から、樹木きりんも
「中居くんが浮かれてることも、世界にとって必要なことなの」
というようなフォローをしていて、胸が温かくなった。



たしか、ジョンが亡くなって1週間目に発表した声明の中だったと思う、

「平和のためには、ただ、目の前の人を愛するだけでいい。愛が愛を生むから。」

の一文。
一年ほど前、ガザへの攻撃が続いた日々に、友達と
「世界平和は家庭平和からだよね。」
と、夜の集会に乳飲み子を抱えて行くかどうか話し合ったのを思い出した。



その後、小田和正のライブのドキュメンタリー。
30人くらいのアーティストがみんなで集まって、
それぞれの持ち歌の一部ずつつなぎ合わせて、
約23分という壮大な歌をみんなで歌うという、話。
もやもやした、漠としたところから始めて、
みんなで創り上げていった過程と、終わった後の充実感を見て、
最近の自分の経験とも重なった。

小田和正がどうしてそんな大変なことをやろうとしたのかっていうと、
日本の音楽シーンの何となく行き詰まり感が、
みんなバラバラなところにあるんじゃないかという、気持ちがスタートライン。
言葉にできない、その先に、何か希望があるんじゃないかっていう。

最初は「無理だ」と言葉で論理で反対する人たちばかりだったのが、
歌うという感覚的な部分に落とし込んだところから、
「なんかいいかも」
となって、
最後は、いつもは一匹狼のアーティストが、
「みんなって、いい!!」
となってってた。
これまた、連れ合いと号泣。
なんだか、さっきのオノ・ヨーコと通じるものがあり。


いつもは娘を寝かしつけてそのまま9時に寝てしまうのに、
ひさしぶりに大人同士でテレビを見て、
「見てよかったなあ見上げる」と思えたクリスマスの夜でしたクリスマスツリー
  

Posted by みみもと at 19:22Comments(0)日記