2010年02月03日
白い太陽
東の空を見上げて、
「何てまんまるな、大きな月

と思ったら、霧の向うに透けて見える、薄鼠色の太陽でした。
お昼前にはすっかり晴れて、いつもの金色のお日様に元通り

短い間でしたが、神秘的な時間でした。
2010年02月01日
とうふ白玉
最近、なぜか白玉づいています。
白玉なんて簡単なんだけど、それでも料理苦手な私は失敗したり。
なあんか、手触りが不思議、かなり少しずつ水を加えたつもりなのに、トロトロに・・・?
と思ったら、なんと、片栗粉だった!とか
どうりで入れる前、この白玉粉顆粒状じゃないなあ、と思っていたのでした。
あんまりトロトロなもんで途中で粉が足りなくなって、
買ってきた白玉粉を投入したから何とかまとまったみたいです。
茹でてから、味見してあまりの食感のまずさに
「何かおかしい・・・?」
と、気がついたという・・・
おかげさまで、それ以来袋の文字を確認するようになりました☆
さて、そんな白玉。
小さい子どもには喉に詰まらせるのが心配だなあ、と小さくちぎったりしていたのですが、
雑誌で豆腐と混ぜるレシピが載っていたので早速試したところ、
ふわふわに出来上がって、これはイケる
実はレシピでは豆腐の水気を切れと書いてあったのに無視し、
しかも間違って(また失敗)倍の量投入したせいか、
茹でる前は「大丈夫?」と思うくらいぽてっとしていました。
ほんとは、豆腐で足りない水分は足すことになっているくらいなので、
もっと耳たぶ程度の柔らかさにするんだと思います。
でもまあ、これはこれで、子どもだけじゃなく、大人も楽しめるお味でした
きなこと黒ごまのトッピングを用意して家族みんなで食べました。
白玉自体にも少し甘味をつけたので、そのままでも美味しい
娘がバクバク食べても、安心
また白玉粉を買ってきて、今度こそレシピ通りに作ってみるぞ♪
2010年01月31日
ウール
以前娘を連れて行った時は小さすぎてよくわかっていない風だったので、
今回は反応がちと楽しみで。
一番食いつきが良かったのはゾウ。
ゾウは一緒に行った他の小さい子にも人気でした。
何でなんでしょうね。
さて、私の今日一番の感動はヒツジ

シュタイナースクールなどでは、羊毛を刈って紡いで
セーターを編んだりすると聞いたことがあったので、
羊さんのいる「ふれあい広場」に「行こう~行こう~!」とみんなを誘いました。
小さい頃から動物が苦手だったので、今も慣れていなくてやっぱり恐る恐るですが、
触ってみると、思ったより深くズボッと手が入って、羊の体温と毛の保温力で、あったかーい

ウールって、羊さんたちに生えてる毛なんだよねえ。
頭では分かってたけど、ありがたさを肌で感じた体験でした

2010年01月28日
私の食遍歴
食べ物のことに触れたので、私の食べ物遍歴を書こうと思います。
幼児期。
あまりにオクラが好きなことを面白がって、親が3歳の誕生日に
「ケーキとどっちが好き?」
と尋ねたら
「オクラ!」
と即答したらしい。
「寝るのと食べるの、好かんもん!」
と、お昼寝しない、おやつ嫌いな幼児でした。
今でも、果物はほとんど好きではありません。
小学校の頃はGコープの共同購入+スーパーへ買い物の二本立てだった覚えがあります。
高学年くらいから母がお菓子・パン作りにハマったので、
おやつにホールのチーズケーキ1/3くらい食べたりしてました・・・
うちで七輪が流行って、スペアリブ1キロとか子どもだけで平らげたり・・・
この頃、かなり肉・乳製品を摂っていると思われます。
中・高と食べ盛りになってくると、太るのを気にして
お弁当のお肉をボイル&ポン酢和えにしたりしてくれていました。
大学時代。
実家を離れてのフリーダムに溺れ、午過ぎ起床、夕食用の寮食(量が半端ない)を食し、夕方までダラダラ→バイトの日は居酒屋で11時までホール→まかないがまたお腹が痛くなるほど量が多い&美味しい→ビール買って帰宅→タバコ吸いながらお菓子を食べつつ明け方までしゃべる
または、夕方大学から帰ってきた友だちと一緒に夕食→夜中にラーメン
というどちらかのパターン
太りました。当たり前です。
こんなんで4年で卒業できて、自分も周りも大変驚きました
大学を卒業した後、東京のフェアトレード&エコロジー関連の会社に就職したところ、
職場は半分はベジタリアン。
マクロビオティックを実践している人もいましたし、ヴィーガンな人にも出会いました。
私も1年半くらい、肉の塊は食べない、というくらいのゆるいベジでいたこともありますが、
帰省した時に親がご馳走してくれた馬刺しを断り切れずに食べたら夜中に嘔吐に見舞われ、
その後仕事をやめて熊本に帰って来る時に
「地元で家族と暮らそうとするのにベジは無理。」
と思ってやめました。
この期間、生活の規則正しさはましになったものの、
取り扱っているチョコレートが美味しくて体重にはそんなに変化なし
ところが25過ぎるとやせるもの?
熊本でOL生活をしているうちにあれよあれよと体重が減りました。
一人暮らしを始めてからは、懐かしのGコープの宅配に申し込み。
でも、一人でおうちではなかなか作れないものです~
コンビニ弁当と外食にはかなりお世話になりました。
つわりの時期は、なぜかハム(ひんやりして美味しかった)をよく食べたくなったな~。
そして、かんきつ類を1日1個くらい食べてました。(ほとんど唯一食べられる果物なんです。)
そしてそして、ヨーグルトをものすごくよく食べてました。
娘が生まれてからは、最初こそおっぱいの詰まりに怯えていたものの、
どうやら詰まりにくい体質だと判明してきたので、ストイックな食生活はしていません。
焼き肉とかも、恐る恐るちょっと食べてみたり。
Gコープは好きだったんだけど、組織が大きくなりすぎて?
なかなか話が通らなかったりすることに多く直面して
「これじゃ、取り扱っている商品のトレーサビリティも、心配。」
と思うに至り、退会しました。
現在、我が家の食卓はほとんど「くまもと産直クラブ」のもの。
最初は高い!と思ったけど、半年ほど過ぎてみて、
意外にも以前と比べて食費が高くなったわけではないのです
多分、
・1週間分冷静に考えて、金額を計算しながら注文できる
・スーパーだとついで買いや重複買いがある
ということが原因かと分析しています
しかも、
・スーパーで「国産vs外国産」「オーガニックvs非表示」などの間で毎回ジレンマに陥るストレスの解消
・料理苦手な私でも、せめて材料だけはまともなものを子どもに食べさせてると思える
・日本の食料自給率や農業崩壊などのニュースを見た時に罪悪感を感じなくて済む
というメリットが♪
って、なんかネガティブっぽい理由ばかり挙げちゃいましたね
ええと、カタログ読んでても深く具体的に生産者と関わっていることが感じられるし、
「そこまでする~?!」って思うくらいにこだわった商品ばかりで、
そんな食べ物を作る人がいてくれているからこそ食べられるってことに、本当に感謝できます。
スタッフも話が通じる人ばかりで、ひとつひとつの仕事に気持ちが行き渡っていて気持ちがいいです。
生産者訪問ツアーや農場見学もあるみたいなので、
これからいろいろ娘を連れて参加したいと思っています
今私が食において大切にしていることは、
なるべくいのちの本来の形に近いものをいただく
なるべく近くで採れたものをいただく
というところでしょうか。
娘にも、それが伝わるようなごはんを手渡していきたいなあと思います
2010年01月27日
「ぐりとぐらのうたうた12つき」


「ぐりとぐらのいちねんかん」と隣同士に置いてあったので、
「どう違うの?」とどちらも読んでみましたが、あまり変わらない。笑
紙の質感は「いちねんかん」の方が好きだったけど、
中味はなんとなく「12つき」の方がいいと思ったので(なんでだったかな?忘れたけど)
こちらにしました。
娘は「ぐりとぐら」が大好きで、いつも
「ぐい ぐあ ぐい ぐあ♪」
と言いながら、体を揺らして聞いています。
読む方としても、リズミカルなので節をつけて読みやすいです。
「12つき」はさらに歌のような文になっているので、
さながら絵本のミュージカルみたいです
長い文章はまだじっと聞いていられなくてページをめくりたくなってしまいますが、
歌だとゆっくりしっかり楽しめるようです。
「ぐりとぐら」の絵は、私が子どもの頃に引き込まれていた絵本「わたしのおうち」と
同じ方によるもので、同じ世界観を娘も気に入ってくれているのが嬉しくもあります。
春の畑の野菜のはっぱがちゃんと種類によって違う形だったり、
9月の台風一過の青い部分が覗く空模様だったり、
ステレオタイプなだけじゃない繊細な四季の移ろいが本当によく表現されているなあと感心してしまいます。
一番気に入ったのは、12月がクリスマスじゃなく「ぼうねんかい」なところ。笑
「いちねんかん」の方もクリスマスじゃなかったので、意図的なのかもしれません。
クリスマスについてどう教えようかまだ考え中なので、ここは結構ポイントでした☆
イエス・キリストは好きですが、私はクリスチャンではないし、
商業ベースの浮かれクリスマスに乗るのも違うかなと。
独身時代の恋人同士なら乗っかっちゃえばいいと思うんですけどね、
子育てにそれを適応してもいいものか?
来年のクリスマスくらいにはだいぶわかるようになってくると思うので、
それまでにゆっくり考えようっと

何だかクリスマスの話になってしまいましたが、そのことはまた別の機会に書こうと思います。
2010年01月26日
同じ釜の飯
娘のクラスメイトのMちゃんの顔を眺めていたら、
「あれ?なんだか○○(娘)に似てきた

と気付きました。
先生たちも、
「そうそう!何か似てきたんですよー。最初は全然違う顔だったのにねえ。」
「やっぱり、何カ月も同じ釜の飯食べてると、似てくるんですね~!」
「夫婦みたいですねえ。そういえば、SちゃんもRちゃんも何だか似てきたような!!」
「ほんとだ~!!!」
って、やっぱりみんな思うんだ!
小さい子が全身で環境を感じているっていうことの、ひとつの現われなのかもしれません。
一緒に育ち合っていることを嬉しく思うと同時に、
給食について考えたばかりだったこともあって、食べ物にも思いを馳せてしまいました。
同じ釜の飯で顔が似て来るのであれば、
工場で作られたような食べ物ばかり食べているのと、
自然に近い食べ物を食べているのとでは、顔つきも変わってきそうです。
小さな人たちのからだを作っている毎日の食べ物を大切にしていきたいなあ
と、改めてしみじみ思った出来事でした

2010年01月24日
びごーるの会 始動
前回、送り迎えしてもらったお友達の車中で簡易ベビーシートがよじれるほど泣き喚き暴れまわり、
みんなぐったり


今回から市電→JR→バスと乗り継いで通園することにしました


実際は、連れ合いや、仲良くなった方が駅まで乗せてくださったので、
乗っていたのはほとんどJRの22分間のみ

周りが心配してくださるほどの大変さは全くありませんでした♪
実はおとといの夕方から微熱があった娘。
元気もあるし、それ以上熱も上がらないようだったので参加したのですが、
前回に勝る勢いで私にしがみつき、抱っこを降ろすと大泣き

よくよく考えてみると、お兄ちゃんお姉ちゃんと一緒に来ているねんねの赤ちゃん以外で
一人の子どもとしての参加の中では最年少

赤ちゃんの時からいろんな場所に連れて行っていたことと、
保育園に通って一年弱ということで、私にとっては自然な流れでここへ連れてきましたが、
まだまだ初めての環境にびっくりして当たり前のお年頃なんでしょうね。
保育園で、家でのひっくり返っての自己主張やイヤイヤの話をするとびっくりされ、
「保育園では相当お姉ちゃんしているんですね~。
全然そんなそぶりもなく、他の子の世話焼いて回ってますよ。」
と言われたのにこちらがびっくりしたくらい、毎日頑張ってくれている様子なので、
自然の中に行くと彼女の中の自然が出てくるのかな?
なんて分析したりしておりました

さて、子どもたちの自然体験の時間が終わったら(実際はその後も駆け回っていましたが)
持参したお弁当を食べた後、焚き火の周りに親たちが集まり、美味しい珈琲を飲みながら
親の会「びごーる」のはじまりです

先週に引き続き、初めての方もいらっしゃるので自己紹介をしました。
ほとんどが同じメンバーだけど2回目?とも思いましたが、
緊張していた1回目よりも、ずっと深く皆さんの興味分野のお話が聞けて、
毎回これでもいいんじゃないの?!と思うくらい。
前回は子どものことについて話す方が多かったように思いますが、
今回は親としての部分も含め自分自身について語ってくださる方が多かったのが印象的でした。
シュタイナーに興味を持っている方も多く、こういう話が普通にできることが嬉しい

私が提案させていただいた編み物部も無事3人以上集まったので結成され、
みんなでああでもないこうでもないと本を見ながら、
作り目と一段目まで辿り着いて次回に持ち越しとなりました。
私は初のリリアンに挑戦

スタッフ手作りの竹製の道具をお借りして帰ってきました。
いつか子どもと一緒にやりたい

マクロビスイーツを焼いて来て振舞ってくださったり、
公園設計のプロがいらっしゃったり、
眠ってしまった娘に毛布を貸してくださったり、
ウォルドルフ人形を作ろう!と盛り上がったり、
積み木のワークショップが企画されていたり、
驚きと喜びでいっぱいになって帰宅した森のようちえん二回目でした

で、娘は夜半から発熱

うーんやはりきつかったのね

2010年01月21日
未来の食卓
「給食をオーガニックにしよう!」と立ち上がったフランスのとある村のドキュメンタリー。
娘が通う公立保育園の給食事情にちとギモンを抱いている私としてはとっても興味のある内容~!
来月熊本で上映会があるらしいのです。
ってことで、ただ今託児があるか確認中。
内容からして、育児中の方が多いと予想されているのではないかと期待しています♪
どうギモンかと言いますと・・・
保育園の個別懇談の時に
「給食の仕入先・材料を公表してほしい」
と言ったんですね。
そしたら、
「公立保育園がどこの食材を使っているということを公表すると、
宣伝することになるからできないんですよ。個人的にならお知らせできます。」
とのお答え。
じゃあ○ンパンマングッズがそこいらじゅうにあるのは宣伝にならんのかい

「じゃあ、個人的に教えてください。」
「わかりました。市の担当に伝えておきますね。」
というやり取りの後音沙汰なし

また、その際、
「でも熊本市の公立保育園の給食はすっごくこだわってるんで、
家よりずっといいものを食べてると思いますよ。」
って。
ほっほぅー、おっしゃってくださるじゃないですか!
じゃあうちでどんなもの食べてるか公表しましょうかあ?とけんか腰にはなりませんでしたよ♪
「どんな風に?」
と穏便に伺ったところ、
「メロンなんかも、旬の一番はしりにまだどこにも出回っていないような時期に出ますし、
ちょっとでも傷があったりしたらクレームして返品しているんですよ。」
っておいおいそういう方向性~?!
「お野菜とかはオーガニックなんですか?」
とも質問しましたが、そういうことではないそうです。
でことはむしろ、虫がつかないようにお薬まみれの可能性の方が、強い、のでは・・・?ぞっ。
また、牛乳は低温殺菌ですか?ノンホモ?パスチャライズ?との質問には
「?多分普通です。」
とのことでした。
毎日100ccくらい飲ませているようです。
アレルギーでないと拒否できないので、最初から諦めて(ちょっと面倒だし)話していませんが、
私は牛乳は飲む必要がないと思っているので本当は拒否したい。
家では、置いとくとクリ~ム

大人の嗜好品として注文しています。だって美味しいんだもん

娘に与えるのは、私が飲んでいるところを目撃されて欲しがった時だけです。
話は給食に戻って、
「施設内で作っているし、地産地消を心がけていて、ほとんど県内産。
だしも一から取るし、加工品はちくわくらいで、ほとんど使用していない。」
とのことなので、そこはいいと思うのですけどね

私、だしなんかちゃんと取りきらんし

みんな、自分の子どもがどんなものを食べているのか気にならないのかな~。
きっと声が上がらないから、市側もアクションがないんだと思うんだけど・・・
モンスターペアレントと勘違いされないように気をつけながら、
これからもちびちびつついて行きたいと思います☆
肝心の「未来の食卓」上映会は熊本市総合女性センターにて、
2010年2月14日(日) 開場12:30 開始13:00
1000円だそうですよ。
くわしくはこちらを見てみてください

2010年01月18日
森のようちえん りとろ にゅうえんしき
この冬、土曜コースに参加するのです。わくわく!
遅れて着いたので最初の式に間に合わなかったのが残念><
看板も素敵~と、すでに感動する親。

行くと、森の草花で作ったブーケをプレゼント。
娘には完全に私の趣味で、枯れた紫陽花とコットンと古代米の渋いのを掴ませました^^;
木片の名札を付けて、木の板の出欠カードに芋ハンを押したら、
1~3歳のふんわり組と4~6歳のりとろ組に分かれて森にしゅっぱーつ♪
娘は、前回体験で来た時はガシガシ自分で行く感じだったのに、
ちょっと人見しり期に入ったようで、私にくっついて様子をうかがっているようです。
実はこの日、娘は靴に関しては慣れていないと履きたがらないため、
初めての長靴を拒否!
「今日はにゅうえんしきだからいっか?」
と思ってスニーカーを履かせていたのですが、甘かった・・・
初日から田んぼにズボズボ入っていく子どもたち。
私も長靴だったのでズボズボ♪♪
私は生き物嫌いで、おばあちゃんちのビニルハウスなどで蛙に遭遇しようものなら
「ぎえ~


っと走り去る子どもだったのですが、それがどうだか、おたまじゃくしが可愛い

「あっ!あの黒いところって全部卵?!」
とみんなで覗き込みます。
初めて、卵から孵化するところを見て、感動

そんな私を尻目に、娘はズルズルする土手にすらビビって
「だっこ~

だったので、長靴を履いていたとしても今日は入れなかったかな?
うーむ、1歳8カ月にして都会っ子に育っています・・・
田んぼと畑の後は、古民家へ移動して、子どもたちは紙芝居、大人は自己紹介タイム☆
子どもだけじゃなくて、親同士も仲良くなれそうな価値観の方が多そうでとっても楽しみ

娘もようやく慣れて、ちょろちょろしていました。
娘の好きな語彙が
「でんしゃ、バス」
なのがちと気になっていた今日この頃。
春を迎える頃には、
「たんぼ♪」
とか言う子どもに育っている、かな?!
2010年01月15日
手

初めてのことだったので驚いて
「ちょき?!ちょきできるようになったの~!」
と言うと、めちゃくちゃ嬉しそう

♪グーチョキパーで グーチョキパーで 何つくろう?
の歌を歌ったらカニさんをやって見せてくれたので、
きっと今日保育園でこの手遊びを教えてもらったのでしょう

ただ、すでに以前から出来ていた
「何才?」
と聞かれた時に1本指を立てて
「いっしゃーい」
とやって見せてくれるのを、「ちょき」の直後にお願いしたものだから頭がこんがらがったようで、
「いっしゃい」も「ちょき」もどうしたらできるのかわからなくなってしまったようで、
何度も試行錯誤していました。
余計なこと言っちゃって、ゴメン

しばらく経ったら頭が整理されたらしく、また復活していましたが。
その後も、人差し指の指先同士を合わせたり、△を作ったり、お祈りのように組んだり、
手を使っていろんな形ができることに気付き、今夜の彼女は手に夢中になっているようでした

以前、シュタイナー教育講座で、歌などの中で手について触れる時には
「はたらきものの わたしの手」
といったように、体の中でもいろんな仕事を生み出す手を大切に考えて表現するのだ、
と教わったことを思い出しました。
赤ちゃんだとばかり思っていたけど(否、思っていたいけど)
もうその手からものを生み出せるようになってきているのですね。
2010年01月02日
娘のスペース
まだまだ発展途上ですが、自分なりに考えたコーナーを楽しんで作っているところです。
連れ合いが一人暮らしの時に使っていたカラーボックスは、
今のモノトーンの彼の部屋にはなじまないけれど、優しい色合いで
娘の本棚 兼 おもちゃ箱入れ 兼 おままごと台、にはぴったりでした

少しでもやわらかい雰囲気を・・・と思い、ちょうどキッチンのカウンター下なので、
私が昔パーティなどで巻いていたサーモンピンクのスカーフ(実はエスニック雑貨屋で1,000円

娘のおもちゃは、取っ手が片方取れてしまった小さなやかん、
使い古した木のスプーン、南の国のお土産のコースター、
昔勤めていた会社のサンプル品のかご、などなど・・・
家の中にある「これはいけそう?」と思うものを、そっと娘のおもちゃ箱の中に置いてみると、
たいていは何とかして使ってくれている様子。
次は何を入れてみようかな?と考える私も楽しんでいます♪
2010年01月01日
トランスパレントペーパー
今年は家で3人で過ごした我が家です。
少し前のことになりますが、12月の中旬に熊本市現代美術館アートロフトで行われた
ライアーアンサンブル「菜の花」さんのコンサートに行ってきました。
ライアーの好きなところは、よく耳を傾けないと聞えないような、
控え目ながらもたしかに存在している、音。
子どもたちも、ぐっと引き込まれていたようでした。
(途中からうちの娘は、楽しすぎて嬌声をあげはじめたので失礼させていただきましたが

最後に、クリスマスプレゼントとして好きなものを一つお持ち帰りください、
と広げられたのは、色とりどりのトランスパレントペーパーの星たち。
ほしいなあ、とネット通販などで見るだけの存在だったので、
心の中で躍り上がって喜んでしまいました。
ビルの谷間の我が家の窓の、初日の出です。
2009年12月31日
冬の畑
寒くなる前に訪れて以来。
祖母は娘の成長ぶりにびっくり。30分ほどコタツでリサイタルです

ひとしきり歌ったら、「野菜を持って帰るね?」と誘われ、菜っ葉包丁を手に畑に移動。
ほうれん草、小松菜、チンゲン菜、白菜・・・
枯れ果てた様子を想像していましたが、冬の畑は青々と生い茂っていました。
切り口から水分がぽたぽたと滴り落ちます。
持ち帰って食べた小松菜の味の濃かったこと!!
「うんとこしょ、どっこいしょ」と初めて娘が抜いたカブ

連れ合いも畑の野菜を採ったのは初めてだとか!
小学生の頃、東京のイトコが大根を抜いたことがないと聞いて心底驚いたものですが、
連れ合いは都会育ちでもないのに・・・

よくよく聞くと「学校の授業ではある」そうです。
盆正月におばあちゃんちに行けば当たり前のことだと思っていましたが、
今時意識して経験しようとしないとできないことなのでしょう。
この環境にありがたく感謝して、娘の無意識のうちに「野菜は畑からくる」ということを
カラダで沁み込ませたい、と目論む母なのでした。
2009年12月30日
まぶしくて、直視できない
理由は、
「こないだ飲み屋で隣になった姉ちゃん達が子供服売り場で働いてるって言うんで、買い物に行ってやるって約束したんだ」。
たけど、多分、贈りそびれたクリスマスプレゼント

照れ屋の父です。
家にはない音の鳴る絵本に夢中の娘を父が見ていてくれるのを良いことに、喜び勇んで一人で物色していましたら、店員さんとの会話が耳に入りました。
「孫が可愛くてたまらないでしょう~

「うん・・・まぶしくて、直視できないんだよ・・・」
そ、そうだったのね・・・!
爆笑したいとことろ、危うく堪えました。
だあって、娘を連れて行くと、いつも小学生の男の子みたいで、
目を逸らしてみたり、威嚇してみたり、
でも帰る頃になってあわてて一回だけ抱っこしてみたり。
ナカナカコワモテで、ナカナカモテモテだと思われる父が、唯一大テレな相手なのでありました。
2009年12月28日
うたの効用
♪かえるの歌
♪どんぐりころころ
♪大きな栗の木の下で
♪手をたたきましょう
♪はとぽっぽ体操
♪おもちゃのチャチャチャ
♪あわてんぼうのサンタクロース
♪とんとんとんとんひげ爺さん
などなど。
一応、音の数と音程と、母音が節々に合う、という感じですが、
初めて聞いた時はびっくりしました。
「あれ?今のって、♪かえるのうたが~ じゃ?!」
って。
保育園で覚えて来るんですね~、勝手に。
ここ数日、ほぼ自由自在に二語文でしゃべれるようになりましたが、
それよりも、歌い始めた方が先。
娘のお気に入りは、お風呂から上がる前に数える
♪いち、にい、さん、しい、ごお、ろく、しち、はち、きゅう、じゅう
の、
♪しち、はち、きゅう、じゅ!
一から数えていると、待ち構えています

またまた中学校の英語を思い出しました。
教科書の勉強じゃ覚えられなくても、歌だとするする入っていってたもんなあ。
特に予定はないけど、今後新たな語学の勉強をする時には参考にさせてもらおうっと

2009年12月27日
愛とは
私の憧れの女性。実は誕生日が同じなんです

初めてHappyChristmasのPVを見て号泣。
知ってたつもりで知らないことも沢山あった。
お金持ちの子どもだったとは知ってたけど、あそこまでとは~。
「幸運に思って、できるかぎりのことはしたいと思っています。」
という控えめな言葉が謙虚に響いた。
衝撃だったのが、「愛とは?」の問いへの答え。
「そんな抽象的なこと、急に答えられないでしょ」と思った私が浅はか。
「愛とは、生きる原動力です。」
と、即答で言い切っていた彼女。
打ち合わせていたかもしれないけれど、
「愛とは?」
「生きるとは?」
というような、本質的な問いをずっと考えてきたからこその答えだと思った。
大げさすぎもせず、すとんと胸に落ちる言葉だった。
中居くんが、
「今この瞬間も、戦争が起こっていて・・・」
と、ありがちな言葉でまとめようとした時も、
「ウキウキすることも大事です。」
隣から、樹木きりんも
「中居くんが浮かれてることも、世界にとって必要なことなの」
というようなフォローをしていて、胸が温かくなった。
たしか、ジョンが亡くなって1週間目に発表した声明の中だったと思う、
「平和のためには、ただ、目の前の人を愛するだけでいい。愛が愛を生むから。」
の一文。
一年ほど前、ガザへの攻撃が続いた日々に、友達と
「世界平和は家庭平和からだよね。」
と、夜の集会に乳飲み子を抱えて行くかどうか話し合ったのを思い出した。
その後、小田和正のライブのドキュメンタリー。
30人くらいのアーティストがみんなで集まって、
それぞれの持ち歌の一部ずつつなぎ合わせて、
約23分という壮大な歌をみんなで歌うという、話。
もやもやした、漠としたところから始めて、
みんなで創り上げていった過程と、終わった後の充実感を見て、
最近の自分の経験とも重なった。
小田和正がどうしてそんな大変なことをやろうとしたのかっていうと、
日本の音楽シーンの何となく行き詰まり感が、
みんなバラバラなところにあるんじゃないかという、気持ちがスタートライン。
言葉にできない、その先に、何か希望があるんじゃないかっていう。
最初は「無理だ」と言葉で論理で反対する人たちばかりだったのが、
歌うという感覚的な部分に落とし込んだところから、
「なんかいいかも」
となって、
最後は、いつもは一匹狼のアーティストが、
「みんなって、いい!!」
となってってた。
これまた、連れ合いと号泣。
なんだか、さっきのオノ・ヨーコと通じるものがあり。
いつもは娘を寝かしつけてそのまま9時に寝てしまうのに、
ひさしぶりに大人同士でテレビを見て、
「見てよかったなあ


2009年12月20日
我が家のマッサージ屋さん
家の中で静かに、私は繕いものを、娘は一人遊びをしておりました。
ふいに、背後から
まっしーし♪まっしーし♪
という掛け声。
振り返ると、娘がキューピーちゃんを寝かせてスリスリ♪
ご丁寧にも、ひっくり返して背中もスリスリ♪
しているではありませんか。
こーれーはー☆
毎晩のお風呂上りに
マッサージ♪ マッサージ♪ ○○ちゃんマッサージ♪ きもちいーマッサージ♪
と私が娘にやってることの、真似!!
うーん、毎晩(気分が乗ってなさそうな日はやらないけど)やってきた甲斐があったなあ

2009年12月18日
我が家の三助さん
体を洗っていた私の背中を、娘が「あわあわ~」と言いながらおもむろに手で撫で始めました。
そう、私の背中を流してくれていたのです!
頼んだわけでも、教えたわけでもないのに、見様見真似で、
生まれて1年と7ヶ月で、もう親の世話してくれるんだ・・・
ありがたや~

感動!
2009年12月14日
母の衣装
理由は、
・日本の風土には着物が合っていること、着物はからだによいこと、などを実感したこと。
・祖母の着物が沢山遺されているので、一度ずつは袖を通しておきたいこと。
・どうも洋服に最近ピンと来なくなっていたこと。
など、です。
それでも、着付けができないのと、暑いのとで、時期を待って、やっと10月から着始めました。
慣れていないので、着付けているうちに気分が悪くなったり(笑)、
体調が悪い時は着なかったりしたこともありますが、ようやく軌道に?乗り始めたかな。
着なれて、自分なりの工夫ができるようになったら夏も乗り切れるんじゃないかと考えています。
さて、シュタイナー教育の現場では、先生たちが淡い色調でふんわりしたフレアスカートを着るようにしているところが多いと読んだことがあります。
体のラインをはっきり見せないということと、子どもたちはスカートに隠れたりつまんだりできる、ということが書かれてありました。しがみついてくる娘を見ていると、着物もそれに近いものがあるんじゃないかな~、と感じます。
特別な日だけでなく、当たり前に日常に着物を着ていた母の姿を、娘のぼんやりした記憶の中に遺したいなあと思います。
娘もまた、着物に親しんで大切にしてくれるようになったら嬉しいな。
先日反物をいただいたので、三つ身と四つ身の着物を仕立てたいなあと妄想中です

2009年12月11日
保育園での葛藤
担任の先生に
「お母さんから何かありますか?」
と聞かれたので、
「シュタイナー的な子育てをしたいと思っているから
・電子音のするおもちゃなどで気を惹かないようにしてほしい
・キャラクターの名前などを殊更に教えないでほしい」
など、ということをお願いしました。
もちろん、忙しくて手が回らない部分があるのは理解の上で、できる範囲で。
「お考えはわかりました。でも、どうしてですか?」
と聞かれて、あー、そこから説明せなんのかー、とそのことに愕然。
幼児教育のプロなら、シュタイナーのシュの字くらい(?)かじってるんじゃないかと淡い期待を持っていたので・・・
と同時に、真剣に聞いてくれて、できるだけ対応しますとおっしゃってくださったので
いい園だなあ、いい先生だなあと安心しました。
その後も、
「各自の物入れの棚に顔写真を貼って目印にしてもいいですか?」
ということを、聞いてきて下さったり。
理由は「個人情報の関係で」ということだったそうなのですが、
私は映像をなるべく目に触れさせたくないのでできればやめていただきたい、とお話ししたところびっくりされました。
でもいいっておっしゃる方の方が多いなら構いませんよ、と付け加えていたところ、
結局、他の保護者は全員「ぜひ!」ということだったので、棚にはそれぞれの笑顔の写真が貼り付けられました。
話をじっくり聞いてもらった上で決まったことだし、そりゃ笑顔の赤ちゃんの写真は可愛いに決まっているしで、
「まあ、別に、いいんじゃない?許せる範囲よ~。」と思っています。
で、昨日。
とうとうやってきました。
アンマンパンを教育の中に取り入れたいというお話。
最初に断っておきますが、アンパンマンが好きな方はそれでいいと思っています。
ただ、私は趣味じゃない。
一度、「食わず嫌いはいけない」と思って小児科のビデオを消さずに一話じっくり見てみたけど、
やっぱり好きになれなかったアンパンマン。
むしろバイキンマンの方が人間臭くて好感が持てました。
だいたい、「バイキン」マンを敵としているあたり、清潔信仰の現れなんじゃないの~、
なんて深読みしてしまう、常在菌の味方&理屈っぽい私。
その上、絵本の絵すらも想像力を制限してしまうから読みきかせは素話で、
というシュタイナーの思想に触れて、納得~!してしまったのです。
結局、絵本については「素話とは違うよさがある」という松井るり子さんの言葉にほっとし、
自分が美しいと思う絵本を厳選して与えることにしています。
先生の話に戻ると、みんなアンパンマン大好きだから使って手遊びとかしたいのに、
私と話し合ってからと思ってずっと機会を待っていたんですって。
私が残業続きで先生に会える時間に帰れないから・・・
ありがたいことです

私の話を聞いた上で先生がいいと思うなら構いませんよ、とお伝えしました。
が、いいって言ってるんだけど、
「どうしてだったのかもう一回聞かせてください」
とおっしゃるもんだからまた議論が始まってしまい・・・
聞いて下さるだけ本当にありがたいけど、論理の隙を見つけては崩そうとされているように感じ、何だか疲れました。
平行線だってわかってることを、お互い攻撃し合わなくていいよお~、というような気持ち。
挙句の果てに、「娘にこうなってほしい理想がありすぎるんじゃないか」というようなニュアンスでお話ししてこられて・・・
正直、おなかの底から驚きました。
多分、直前にアニメ「こんにちはアン」のDVDの貸し借りをしていて、
「こういうのが理想なんでしょ~」「あはは~ですです~」
という会話をしていたからだと思うけど・・・冗談だってば!!笑
長くなったので続きはまた今度。