2010年02月17日
時間泥棒さん、さようなら。
いつもは見たい番組がほとんどありませんが、
冬はテレビでフィギュアスケート観戦に忙しい私です。
この4年間は地上波で見られる試合はほぼ皆勤賞で見ていたので、
今回のオリンピックは史上最高にドキドキ
今日は男子SPが気になって気になって・・・
今夜はニュースで何度もチェックしてしまいそうです。
でも、最近家の中の各方面で断捨離をしていて、
テレビについても決心を固めました。
バンクーバーオリンピックが終わったら、リビングの一台を処分します。
私が一人暮らしの時は置いていなかったのですが、
付き合い始めたばかりに家に来た彼(現・連れ合い)は仰天
「なんでこの家にはテレビがないんだ」
彼はテレビっ子の上にスポーツ全般大好きで、
スポーツニュースを毎日あるだけハシゴして見ないと気が済まないのです
それで、彼のために人から一台譲っていただきました。
それが家に来た日なんか、チューナーの調子が悪くて砂嵐にも関わらず、
「音は聞こえる。」
と耳を澄ませていたほどの中毒です
結婚して同居するようになって、そのテレビがリビング、彼の家にあったテレビが彼の部屋に、
合計2台あることになりました。
私は、自分が子どもの頃
「夜は静かなものです。(キッパリ)」
と母は頑として選んだ番組しか見せくれませんでした。
「テレビは『これはきっとみんな面白いと思うだろう』と誰かが考えたことをやっている。
それに笑わされるんじゃなくて、考える側になりなさい」
とも言っていました。
その時は少しは不服もあったけれど、結局ダラダラテレビを見るのが嫌いになり、
私にとってテレビは「見たいものを選んで見る」ための箱になりました。
そして子どもが生まれ、シュタイナー教育に興味を持った私は、
テレビを撤去したい!と思ったものの、
テレビっ子の彼にいきなりは言えず、
「完全地デジ化する時に一台処分しよう。」
と約束していました。
しかし、娘もそろそろ2才。
テレビの点け方もわかってきてしまいました
ごはんの時間にテレビが点いていると、クギヅケで動かなくなります。
消すと、元通り動き始める。テキメンです。
ごはんの時間にも何となくテレビが点いていてほしい彼には申し訳ないけど、
完全地デジ化を前に、
「このオリンピックが終わったら、リビングの一台を処分させてほしい」
とお願いすることにしました。
私のお願いすることはほぼ100%聞いてくれる彼なので、もちろん
「mimiがその方がいいと思うならいいよ。」
と言ってくれました。
優しいなあ~
私自身も、仕事で疲れて帰って来ると、やっぱりなんとなく点けてしまうこともあって、
やりたいことは山積みなのに
「次のCMまで」
なんて、動くのを延ばし延ばしにしてしまうこともあったので、
テレビを捨てることはモノとしてのテレビを断捨離することにとどまらず、
その時間の使い方自体を変えられることになるなあ☆
と改めて楽しみにしています。
そういえば、この間お友達に教えてもらった言葉、
宮崎駿監督が
「トトロばっかり見てるような(だったかな?)子どもになっちゃだめだ!外で遊びなさい!」
とインタビューで言っていたとか。
ジブリは大好きなので、自分の中のジレンマがちょっと解消され、ほっとしました
さっすが~。
とはいえ、オリンピックは興奮するう~♪
もう少しの間堪能して、お別れしたいと思います。