2009年07月17日

beautiful!

昨日、帰り道抱っこして歩いていると、白人のお兄さんが娘をじーっと見つめているのに気が付きました。
無視するでもなく目を合わせるでもなく通り過ぎようとしたところ、

"2 years?"

と質問が。ええっとええっと?歳ね!

"1 years あ いやいや 1 yaer"

と答えたら、

「うちの赤ちゃんは3ヶ月なんだ。だから赤ちゃん見ると1歳かな2歳かなとか思うんだよ」
とのこと。(和訳。)

「おー、ソーリトルね。」
と言ったら、もう一度娘の顔を見て

"beautiful!"

と言って立ち去って行かれました。


そう言えば、以前着物で抱っこしていて外国人観光客の御一行に写真を撮られた時も
赤ちゃんの娘に向って

"so beautiful!"

と何度も言っていたなあ、と思いだしました。


日本人は、赤ちゃんを見ると

「可愛い~ハート

って言うから、英語だと

"lovely!"

のイメージだったので、意外。
であると同時に、一瞬かあっとなるくらい嬉しかったのでした。
なんでだろう?と思ってみると、

「可愛いハート

も、もちろん感じた通りの賛辞でとっても嬉しいのだけど、庇護しなきゃならないか弱いもの、という感じなのに対して

"beautiful"

には、美しいものとして敬うような気持ちが感じられるなあと。


7歳までは神の子、という表現があるそうですが、
特に寝顔なんかは弥勒菩薩のようだなあと思うことがよくあります。
そういった、子どもの持つ神々しさのようなものまであらわしているような気がして
いいなあ、と思った言葉がけでした。



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Posted by みみもと at 16:08│Comments(2)日記
この記事へのコメント
なんだかこの話を読んで、枕草子の「うつくしきもの」を思い出しました。
洋の東西、今昔問わずに「beautiful」が可愛いの語源というのは、なんだか素敵ですね。
Posted by edible at 2009年07月18日 21:36
edibleさん
ほんとですね!気が付かなかった。
むむむ、これはもっと調べてみたら深い意味がありそうな気がしてきました!
Posted by みみもとみみもと at 2009年07月18日 23:50
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