2009年10月24日
か・わ
毎朝、バス停まで歩く道のりには橋が架かっています。
いつからか、橋にかかると必ず娘は身を捩じらせて「(抱っこから)
降ろして!降ろして!」と主張し、
欄干に身を乗り出して川面をひとしきり眺めないと先に進もうとしません。
落っこちるのが怖いので、背中を掴まえながら一体何があるのだろうと私も覗き込んでみますが、
いつもと変わらないただ穏やかな川面があるだけです。
その変化のないようで常に変化しつづけている水の有り様が
何の先入観もない幼い子どもには惹きつけられるものなのでしょうか。
「かわよ、かわ。」
と教えると、川面から目は離さないまま
「か・わ・・・」
とつぶやきました。
しばらく気の済むまで眺めた後に「あっ!バスが来たから行くわよ!」と抱き上げる時には、
抵抗せずおとなしく抱かれていきます。
人間にとってこういう自然
との交信の時間は必要なものなんだろうなあ~と感じるひとときです。
いつからか、橋にかかると必ず娘は身を捩じらせて「(抱っこから)

欄干に身を乗り出して川面をひとしきり眺めないと先に進もうとしません。
落っこちるのが怖いので、背中を掴まえながら一体何があるのだろうと私も覗き込んでみますが、
いつもと変わらないただ穏やかな川面があるだけです。
その変化のないようで常に変化しつづけている水の有り様が
何の先入観もない幼い子どもには惹きつけられるものなのでしょうか。
「かわよ、かわ。」
と教えると、川面から目は離さないまま
「か・わ・・・」
とつぶやきました。
しばらく気の済むまで眺めた後に「あっ!バスが来たから行くわよ!」と抱き上げる時には、
抵抗せずおとなしく抱かれていきます。
人間にとってこういう自然
