2010年07月18日

日本の子育て、世界の子育て

昨日は、初めてくまもと県民カレッジに参加してきました。
以前から興味のある講座があればと思っていたところ、

「<国際理解コース>日本の子育て、世界の子育て~国際的視点から考える日本の教育と子育てについて~」

というものを発見星
アメリカ・フィンランド・フランス・韓国と4カ国について全5回、それぞれ専門の先生の講義が行われます。
特にフィンランドについて興味があったので早速申し込みました。


託児のないコースだったので、

「何とかならないでしょうか・・・わー

と申込みの際にお願いしたところ、検討の結果、やっていただけることに!
しかも無料なんです。(コース自体は1500円/5回)
ボランティアで支えられているとのこと。
こんな風に生涯学習の機会が用意されているというのはありがたいことだなあお願い
しみじみ感じながら参加することができました。
参加人数は思ったより多く、年代も幅広い方が受講されていて、
素晴らしいことだなと思いましたキラキラ


さて、復習として、講義についてここに記していこうと思います。
第1回の今日は

「こんなに違う、世界の教育と価値観~比較教育文化の視点から見た日本の教育~」

初めに、チャイムの音や学校・ランドセルの写真などを見せられ、
「これは何だと思いますか?」
もちろん、みんなすぐ答えられるわけですが、
それは日本の学校環境で育ったからこそピンと来るんだと体験。

「文化を映し出す鏡としての学校」として、
・学年暦
・教室
・教科書
・掃除
・規律と体罰
というテーマで各国を比較してみると、宗教や歴史・思想などが背景となって
実に様々な実情が浮かび上がります。

講師は、私が興味を持っている第3回のフィンランドの講義も担当される熊本大学の准教授渡邊あや先生で、
以前からお名前は存じ上げていたので
「どんな方だろう?」
とワクワクしていたのですが、
まさに「比較教育文化」のタイトルにふさわしく、どれがいいとか悪いとか言うことはなく、
非常に中立かつご自身も文化の違いを面白がっていらっしゃるようなところが印象的でした。
とかく「こうあるべきである」という議論が起こりやすいテーマである「教育」の分野。
質疑応答でも、
「それは質問ではないような・・・?」
と思われるような持論を展開した挙句、
「どう思います?」
と聞かれる方が何人かいらっしゃいました。
そういった質問への答えも、
「大変重要なことですね」
などとおっしゃりながら、ちゃんと比較教育文化の論点としてどう見たらよいのかというところに話を持って行かれるところがさすがだと感じ入りましたパチパチ


残念ながら第3回はどうしても外せない用事で出席できなくなってしまったのでDOWN
渡邊先生にお願いしたところ、資料は次の回まで預けてくださることに、
わからないことがあればメールなどさせていただくことになりました。
日本の教育論を読んだり聞いたりしていると暗い気持ちになることが多く、
時期が来るまで目をそむけていたいと思っていましたが、
今回の講義で
「こんな見方もあるんだピカッ
と少し冷静になれた気がします。
今後も公開講座などで渡邊先生の講義を聞ける機会があればぜひ参加して、
教育のことを考える時間を少しずつ増やしたいなと思います。


託児の部屋に戻ると、泣き疲れて眠った娘。
保育園は慣れているけど、初めての保育者の方に子ども一人で緊張したようです。
自分のしたいことのためだからこそ、仕事の時よりも

「頑張って待っていてくれて、ありがとう!!」

という気持ちになれて、保育者の方へも感謝の気持ちを伝えることができました。
次回以降もよろしくお願いしますにっこり


タグ :世界の教育

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Posted by みみもと at 06:22│Comments(0)イベント
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