家の中のものたち

みみもと

2009年07月29日 15:13

私の趣味は片付け、特技は整理整頓です。
not掃除。掃除もキライじゃないけど、ほこりは溜まってから一掃するのが快感

なので、こまめにする方ではありません。敢えて。

忙しくて片付ける余裕がなくて部屋に生活感が出てくると、途端にイライラ。
他のことではほとんどイライラすることはないから、唯一の理由ですね。
そうは言ってもできないものは仕方ないので、大抵週末にまとめて掃除含めてやって、
うちは週に一回キレイになります。

はーすっきりー


どのように片付け&整理整頓好きかというと、
本は、高さ・奥行き・ジャンル・著者(文庫本なら背表紙の色)のどれによって分類して並べるか悩むタイプ。
先日、着物&帯及び小物類の分類表をエクセルで作成。
といった具合です。

また、片付け好きというより、そもそも散らかって見えないために、
家具の木目はトーンを揃える。輪ゴムは生活感を演出するからベージュしか取っとかない。
ハンガーは揃えたいとこだけどお財布と相談で百歩譲ってクリーニング屋の黒のプラのリサイクルのみ。
家の中の物という物の置き場所を決めている。
といったことがあります。



そんな私なので、子どもができたから家が散らかるなんてことは、自分的に許せません。
自分のものを自分が散らかしてイライラするならまだしも、
人(子ども)が散らかしたものを私が不愉快だなどというエゴな理由で怒るなんて申し訳なさすぎる

うちは4人姉兄妹で、片付いていないと途端に不機嫌になる父が帰ってくる時間が近づくと大騒ぎ。
早くて2分、平均5分、ちょっと大がかりで時間かかって10分で、
元の大人しか住んでいないようなリビングに戻っていたものです。
あれは父の不機嫌への恐怖によるたまものかもしれませんが
そんな経験から、子どもが居るから部屋が片付かない、ということはない、というのが私の持論です。
子どもが何人居てもきれい好きな人の家はきれいだし、
子どもが居なくても片付けが好きでない人の家はそう片付いていないものだ、
と片付けが気になる目線でいろんな部屋を見てきた私は思います。
そんな言い訳しなくても、片付けが好きでないなら片付いてなくていいんじゃないかと思うんですよね。
片付いてなくても素敵な部屋はたくさんあるもの。
楽しく暮らせればそれでいいじゃないですか♪


自分の家が生活感あふれる空間になるのが耐えられない私ですが、
そうは言っても子どもは触ったものをその辺に置き去りにするものです。
それは知ってます。
なので、娘のグッズ類、服から布団、おもちゃ、帽子、タオル、絵本にいたるまで、
買う時の基準の優先順位トップはいつでも「部屋に落ちていてもデザイン的に許せるか否か?」
もちろん機能性だとかということもあるけど、この観点で悩みぬいた上でうちにお迎えしています。


赤ちゃんのグッズって、ひとつひとつは小さいというだけでかわいいといえばかわいいんだけど
集まると雑多なものが多いと思いませんか?
それに、赤ちゃんだからこそ可愛い服というのもあると思うけど、それ大人だったら着るか?!
という柄を着せるのは、私は子どもに失礼だと感じます。
インテリア業界はかなりお洒落なものが一般化してきているようなのに
おもちゃはその感性にフィットしてるのか私には疑問なものが多い~。


自分で買わなくても、いただきものやお下がりもたくさん。
高価で気に入らないデザインの新品(そんなん誰も買うわけないけど
)より
好きなお下がりの方が100倍嬉しいので、お下がり大歓迎ありがとうございます。
自分では買わないけどこういうのも可愛いね、と思うものも出産祝なんかでいただいて
どちらもくださる方の思いが詰まっているから、本当に嬉しい。
だがしかし。
いろいろいろいろ、妊娠してから含めると丸2年ほど、上記の赤ちゃんグッズ問題について考えた結論。

・プラスチックのおもちゃ(一部除く)
・化学繊維のぬいぐるみ(一部除く)
・キャラクターもの(一部のミッフィーとピーターラビット除く。完全に私の趣味。)

は私の家の中にはいなくなることになりました。(とはいえ「一部」も多い・・・)
さようなら。ごめんね



シュタイナー的子育てに魅かれたのは、こういったことが単なる自分の趣味の問題だと思っていたのを
後押ししてくれたことも大きいんだろうな、と振り返って思います。
論理的に説明されて、理屈っぽい私も納得!
それにもまして、シュタイナー教育に用いられるものたちは直観的に素敵
!ほしい!!と思うようなものばかり。
たーだ、いいお値段するんですよね~

そこは、代わりが利くもので工夫をして
我が家なりのシュタイナー的子育て空間を創っていきたいと思います

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