自然の歌

みみもと

2009年09月17日 00:23

先日、保育園からの帰りに園庭をぶらぶらスローモーに歩いていたら、
ツクツクボーシ♪が聞こえてきました。

私、蝉が世界で一番嫌いな虫なので(本当に、見ると寒気がします)
ツクツクボーシの本名が何なのかもわからない体たらくですが(いや、本当の名前なんでしょうか??)
見るのは嫌いでも、蝉の声に風情を感じたりは人並みにしますよ


で、ツクツクボーシ♪が鳴きだして、声のする方の木をじっと見た娘は、
次の瞬間ツクツクボーシ♪のリズムに合わせて踊りだしました


音楽が大好きで、隣のクラスの歌にも反応して踊っているという娘。
彼女にとっては、ツクツクボーシ♪は歌だったのです!

娘がまだお座りができなかったくらいの頃に、
私の父の家の盆栽のもみじの葉っぱが窓辺で風に揺れているのに向かって
手を振っているのを見た時と同じ感動がありました。
彼女にはもみじが手を振っているように見えたのでしょう。
自分の手がもみじみたいなのに、もみじに向かって手振ってる!って、一句捻り出したくなりましたよ。
あ、でも何て詠んだかもう忘れちゃったなあ・・・

子どもと自然とのつながり方って、こういう風なんですね。

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